2026年8月23日、札幌競馬場芝1200mで行われた第21回キーンランドカップ(GIII)。
ルミ競馬研究所は、発走前のFINAL LOCKで**◎3パンジャタワー**を本命にしました。
結果は――。
本命パンジャタワーは2着。
しかし、勝ったのは予想印に入れていなかった14サウンドモリアーナ。
本命馬の能力評価そのものは大きく外していませんでしたが、馬券としては5点すべて不的中、払戻0円です。
今回はこの負けを隠さず、「何を読めて、何を読めなかったのか」を検証します。
キーンランドカップ2026 確定結果
JRA公式結果は次の通りです。
1着 14 サウンドモリアーナ 5番人気 武豊 1分07秒7
2着 3 パンジャタワー 1番人気 松山弘平 1分07秒9
3着 8 ウインカーネリアン 3番人気 三浦皇成 1分08秒0
4着は4エーティーマクフィ、6着は13ロジケープでした。芝は良馬場でした。
勝ったサウンドモリアーナは2番手付近から運び、上がり33秒6。パンジャタワーは6番手付近から33秒5で追いましたが、1馬身1/4届きませんでした。一方、9歳・59kgのウインカーネリアンは先頭で運び、3着に粘っています。
ルミのFINAL LOCKはどうだった?
発走前に固定していた印はこちらでした。
◎ 3 パンジャタワー → 2着
○ 13 ロジケープ → 6着
▲ 4 エーティーマクフィ → 4着
☆ 1 ナムラクララ → 13着
△ 8 ウインカーネリアン → 3着
本命◎パンジャタワーと△ウインカーネリアンは馬券圏内。
▲エーティーマクフィも4着でした。
つまり、2・3・4着は評価馬だったのに、1着サウンドモリアーナだけを落とした形です。
これは単純に「全部読み違えた負け」ではありません。
むしろ今回の最大の問題は、
勝ち馬候補の選択範囲が狭すぎたこと
です。
木曜段階では「前半から速くなり、好位~中団にも差し込む余地」と分析していました。サウンドモリアーナ自身も先行候補として認識していました。
それなのにFINAL LOCKでは印から落としています。
ここは明確な改善対象です。
実際の払戻金
JRA公式払戻は、
単勝14 1,290円
複勝14 300円
複勝3 110円
複勝8 270円
馬連3-14 1,520円
馬単14-3 4,700円
ワイド3-14 590円
ワイド8-14 1,720円
ワイド3-8 480円
3連複3-8-14 4,540円
3連単14-3-8 36,780円
でした。
「1,000円上限ルール」で実際に買っていたら?
FINAL LOCKで固定した買い目は、
| 券種 | 買い目 | 金額 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 馬連 | 3-13 | 300円 | 不的中 |
| 馬連 | 3-4 | 200円 | 不的中 |
| ワイド | 4-13 | 200円 | 不的中 |
| ワイド | 1-13 | 200円 | 不的中 |
| ワイド | 8-13 | 100円 | 不的中 |
| 合計 | 1,000円 | 払戻0円 |
この買い目はレース前のFINAL LOCK画像にも残っています。
したがって今回の公開検証成績は、
購入額:1,000円
払戻額:0円
収支:-1,000円
回収率:0%
です。
本命が2着でも、馬券は外れ。
ここは「◎が馬券圏内だから惜しかった」で終わらせません。
馬券としては完全な負けです。

リコの資金管理検証
リコが今回評価するのは、予想精度ではなく「負け方」です。
結果は-1,000円。
しかし、負けたからといって追加購入していません。
上限1,000円を固定するルールそのものは維持します。
今回のような「本命2着なのに払戻0円」というレースほど、レース後に「あと1点買っていれば」と感じやすくなります。
しかし、それを毎回やれば買い目は膨張します。
結果を見てから買い目を増やす検証には意味がありません。
次回も1,000円上限を変えません。
ナジカの心理分析
今回最も危険なのは、
「◎パンジャタワーは2着だったから予想自体は当たっていた」
という自己正当化です。
確かにパンジャタワーの能力評価は機能しました。
しかし研究所が固定した馬券は0円。
ここを混同してはいけません。
もう一つは、○ロジケープへの評価上昇です。
木曜段階では☆だったロジケープを、枠順確定後に○へ引き上げました。
結果は6着。
つまり今回、
「最終情報を得たことで予想が改善した部分」と「逆に評価を動かし過ぎた部分」
の両方を検証する必要があります。
AI反省会――何を修正する?
① 勝ち馬サウンドモリアーナを消した理由を監査する
これが最優先です。
木曜の展開分析ではサウンドモリアーナを先行候補として認識していました。
実際には2番手から運んで勝利。
つまり、
候補認識 → 最終評価
の間で落としたロジックを調べる必要があります。
② 「差し有利」に寄せ過ぎなかったか
実際の前半3Fは34秒0、レース上がり3Fは33秒7。勝ち馬は2番手、3着馬は逃げています。
少なくとも「前が総崩れするレース」にはなりませんでした。
今後は、
ハイペース想定一本ではなく、平均~やや速い場合の先行残りシナリオ
を必ず併記します。
③ 印と買い目を分離して評価する
今回は◎2着、△3着。
ところが3-8ワイドは買っていません。
実際の3-8ワイドは480円/100円でした。
これは「結果を見て買えばよかった」と言うためではありません。
なぜ評価上位同士なのに組み合わせなかったのか
を、次回の買い目生成ロジックで監査するためです。
AI分析チェックリスト
- 本命馬の能力評価 → ◎パンジャタワー2着
- ウインカーネリアンを評価対象に残した → 3着
- エーティーマクフィを上位評価 → 4着
- 勝ち馬サウンドモリアーナ → 印なし
- 前残りシナリオの重み付け → 不十分
- 印上位同士の馬券構成 → 3-8を未採用
- 1,000円上限 → 遵守
- 発走前FINAL LOCK → 保存済み
- 結果後の買い目改変 → なし
累積成績について
ルミ競馬研究所|1,000円ルール累積成績
発走前に公開した買い目を、毎回1,000円として検証しています。
| 項目 | 累積成績 |
|---|---|
| 対象レース | 6レース |
| 購入総額 | 6,000円 |
| 払戻総額 | 0円 |
| 累積収支 | -6,000円 |
| 累積回収率 | 0% |
今回のキーンランドカップも、購入1,000円に対して払戻0円。
これで公開検証は6戦連続で払戻0円となりました。
厳しい数字です。
しかし、この数字を隠さず残すこと自体がルミ競馬研究所の検証です。
次戦では「本命馬を当てる」だけでなく、評価した馬をどう1,000円の買い目へ変換するかまで改善対象とします。
ルミの結論
「本命2着だったから、ほぼ当たり」。
今回はそう言いません。
馬券は0円です。負けです。
ただ、2着パンジャタワー、3着ウインカーネリアン、4着エーティーマクフィまで評価できていたことは、次へ残せる材料です。
次に直すべき場所もかなり明確になりました。
「勝ち馬候補を落とす工程」と「評価馬同士をどう馬券へ変換するか」。
予想を当たったことにする研究所ではなく、外れた理由を残して次のモデルを変える研究所にします。
次回予告
次回は、次週の注目JRA重賞を木曜夜に分析します。
今回の反省から、
①先行残りシナリオを必須化
②最終段階で消した馬を記録
③印→買い目変換ロジックを再点検
したうえで、新しい1,000円を組み立てます。
ルミ競馬研究所 連載一覧
木曜夜:レース展望・初期予想
↓
土曜~レース前:最終予想・FINAL LOCK
↓
日曜夜:結果検証・1,000円収支公開 ← 今回
↓
次週木曜:次の重賞分析
勝っても負けても、発走前に固定した予想を変えずに検証します。
※競馬には損失の可能性があります。本記事は予想・分析の検証記録であり、的中や利益を保証するものではありません。馬券購入は20歳以上の方が自己判断・自己責任で行ってください。


コメント