自分が何をしたいのかわからない——「やりたいこと」を探す前に見るもの|ヤバりみ!回復研究所

ヤバりみ!回復研究所

「自分が何をしたいのかわからない」

仕事を変えたいのか、このままでいいのか。

休日に何かしたい気はする。でも、何をしたいのか分からない。

誰かに、

「じゃあ、本当はどうしたいの?」

と聞かれると、もっと困ってしまう。

前回の回復研究所では、「自分の気持ちがわからない」ときに、無理に感情の名前を決めなくてもいいと考えました。

今回は、その続きです。

気持ちが分からない。

そのうえ、

「自分は何がしたい?」

まで考えるのは、かなり難しい。

だから、いきなり「やりたいこと」を探すのはやめてみます。

「何がしたい?」を大きく考えすぎていないか

「何がしたい?」

この質問をされると、

転職する?

新しいことを始める?

将来どうする?

どんな人生にしたい?

そんな大きな話になりがちです。

でも、今日の自分についてさえよく分からないときに、数年先の答えまで出すのは大変です。

まずは、もっと小さくします。

「これは嫌」は分からないか

例えば、

仕事を辞めたいかどうかは分からない。

でも、

「明日のあの会議は嫌だ」

なら分かる。

一人になりたいのか、人と会いたいのかも分からない。

でも、

「今日は大勢で話すのはしんどい」

なら分かる。

何をしたいかは分からない。

でも、

「今日は予定を増やしたくない」

なら分かる。

それで十分です。

人生の答えではありません。

でも、「何も分からない」から一つだけ具体的になりました。

「これならまだいい」はないか

「嫌なもの」も分からなければ、反対側から見ます。

「これならまだいい」

です。

外出する気にはならない。

でも、コンビニまでなら行けそう。

誰かと長く話すのは面倒。

でも、短いメッセージなら返せそう。

部屋を片づける気にはならない。

でも、テーブルのコップだけなら戻せそう。

ここで大切なのは、

「できることを頑張ってやろう」

という話ではありません。

今の自分が、どこには抵抗を感じて、どこならそれほど抵抗を感じないのか。

その違いを見るだけです。

「何がしたい?」ではなく「どっちがまだ近い?」

ここまで来ても、

「それでも分からない」

ということがあります。

そこで、自由回答をやめます。

例えば、

一人でいたい
人といたい

どちらも違う気がする。

それなら、

「今、人に話しかけられるのと、一人で静かにいるのなら、どちらがまだいい?」

くらいにします。

正解を決める必要はありません。

「どちらかといえば、こっち」

で構いません。

この小さな選択を重ねると、

「自分が何をしたいのか」

をいきなり答えるより、今の自分が見えやすくなることがあります。

それでも自分で言葉にできないとき

ここまで読んで、

「それを自分で考えること自体が難しい」

という人もいると思います。

それも不自然ではありません。

前回の記事でも扱ったように、自分の状態がまだ言葉になっていないときに、

「では説明してください」

と言われても難しいからです。

そんなときは、自分でゼロから文章を作るのではなく、

「これは違う」

「これは少し近い」

と、近いものを選ぶところから始める方法もあります。

KAIROSは、そのための入口として作っています。

今の自分に近い状態や場面を選びながら、その場面に合う言葉を見ていきます。

診断をしたり、病名を決めたりするものではありません。

「何がしたいか、自分でも分からない」

そのままの状態から始められます。

【今の自分に近いものから見てみる →】

「やりたいこと」が見つからなくても、今日はそれでいい

検索すると、「何がしたいかわからない」状態から抜け出す方法として、自己分析、休息、興味を書き出す、まず行動するといった方法が数多く紹介されています。実際、それらが役立つ人もいるでしょう。マイナビニュース

でも、その前の段階にいる人もいます。

「何に興味がある?」

それすら分からない。

そんな日は、

「これは嫌」

「こっちならまだいい」

「どちらかといえば、こっち」

そこまででもいい。

大きな「やりたいこと」を探す前に、小さな反応を見る。

その積み重ねの先に、

「自分は、こっちの方がいいのかもしれない」

が見えてくることがあります。

前回は、

「自分の気持ちがわからない」

でした。

今回は、

「自分が何をしたいのかわからない」

です。

答えを急いで作るのではなく、まず今の自分に近いものを一つ見つける。

そこからで十分です。

※この記事は、特定の病気の診断や治療を目的としたものではありません。心身の不調が続く場合や日常生活への影響が大きい場合は、必要に応じて医療機関など専門家への相談をご検討ください。

ヤバりみ!回復研究所

📩 編集部からのお知らせ

ここまで読んでくれてありがとうございます。
『ヤバりみ!』編集部は、あなたからの コメント・お便り・ファンレター・リクエスト をいつでも大歓迎しています。

  • 「こんなテーマを掘り下げてほしい」
  • 「ルミやリコに聞いてみたいことがある」
  • 「ナジカやあかねに相談してみたい」
  • 「単純に応援メッセージを送りたい!」

どんな内容でもかまいません。あなたの声が次の企画を動かすヒントになります。

👇 ご意見・ご感想はコメント欄やお問い合わせフォームからお送りください。
編集部が責任を持って読ませていただきます。

これからも一緒に“ヤバい世界の裏側”を探っていきましょう。

—— ヤバりみ!編集部一同

コメント

タイトルとURLをコピーしました