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2026年9月27日、中山11R。
スプリンターズステークス2026。
発走前のFINAL LOCKで、私は◎15フリッカージャブを中心にしました。
結果は――。
1着 16 ピューロマジック 9番人気・無印
2着 6 ワールズエンド 5番人気・○
3着 5 サウンドモリアーナ 11番人気・☆
▲9スターアニスは4着。
そして本命◎15フリッカージャブは12着でした。
勝ったピューロマジックと2着ワールズエンドはクビ差。3着サウンドモリアーナまでが1分09秒2の接戦でした。JRA日本中央競馬会
○が2着。
☆が3着。
それでも、公開した馬券は7点すべて不的中です。
「○と☆は来ていたから惜しかった」
今回は、それでは済ませません。
むしろ私が気になったのは、
なぜ16ピューロマジックを展開の中心として見ていたのに、最後まで買う馬へ引き上げられなかったのか。
そしてもう一つ。
なぜ○6と☆5を拾えていたのに、馬券は1円にもならなかったのか。
この2つです。
16ピューロマジック――「逃げる馬」までは見えていた
今回、いちばん悔しいのは16ピューロマジックです。
FINAL LOCKの段階で、私は16番が前へ行く展開を考えていました。
つまり、完全なノーマークではありません。
ところが私の評価は、
「この馬が前へ行ってレースを作る」
で止まっていました。
実際のピューロマジックは先頭へ立ち、そのまま押し切りました。
3、4コーナーとも先頭。
最後まで後続を封じて1分09秒2。
9番人気での勝利です。JRA日本中央競馬会
ここで私が足りなかったのは、
「逃げるのは分かった。では、逃げたらどこまで残る?」
というもう一段の評価でした。
展開予想では、逃げ馬を「他の馬の位置取りを決める存在」として扱いがちです。
でも、当然ながら逃げ馬自身も勝ち候補です。
今回は16番を展開の材料として使いながら、16番そのものの勝ち筋を十分に評価しませんでした。
これは単純な「穴馬を見落とした」とは少し違います。
見えていた馬を、買える馬へ変換できなかった。
ここは次の短距離戦でも追いかけたいポイントです。
○6ワールズエンド――距離短縮への不安より、能力が上だった
○6ワールズエンドは2着。
勝ったピューロマジックとはクビ差でした。JRA日本中央競馬会
私は発走前、初めての1200メートルを不確定要素として見ていました。
それでも○まで上げたのは、能力そのものを高く評価していたからです。
結果を見ると、その評価はかなり機能しました。
短距離の流れにも対応し、勝ち負けまで来た。
ここは素直に次へ残します。
ただし、予想として○を打てたことと、馬券として成功したことは別です。
私が公開していたワールズエンド絡みの馬券には、すべて◎15フリッカージャブが入っていました。
だから6番が2着まで来ても、払戻は0円。
馬を評価するところまでは良かった。馬券への変換で失敗した。
今回は、この違いがかなりはっきり出ました。
☆5サウンドモリアーナ――11番人気3着。ここは拾えていた
もう一頭、残したいのが5サウンドモリアーナです。
11番人気で3着。
発走前には穴候補の☆として評価していました。
結果だけ見れば、ここはかなり面白いところまで拾えています。netkeiba
しかも、
○6ワールズエンドが2着。
☆5サウンドモリアーナが3着。
2頭とも馬券圏内です。
ところが、私の公開馬券にはワイド5-6がありません。
持っていたのは5-15、6-15。
つまり、また15番です。
ここで結果を見てから、
「5-6を買えばよかった」
と言うのは簡単です。
でも、それでは競馬予想の検証になりません。
今回考えたいのは、
本命とは別に○と☆の評価が高いとき、その2頭だけで成立する馬券を持つべき条件は何か。
ということ。
毎回保険を増やせばいいわけではありません。
それをやれば点数だけが膨らみます。
だからこそ、
本命とは違うシナリオを馬券にする価値があるのは、どんなときなのか。
ここを今後のレースでも見ていきます。
◎15フリッカージャブ――一番考え直したいのは「位置」ではなく「余力」
そして本命◎15フリッカージャブ。
12着でした。
3コーナー、4コーナーでは2番手。
つまり、位置取りそのものは大きく崩れていません。
それでも最後は残れなかった。
ここが重要です。
私はフリッカージャブについて、好位を取れることをプラスに見ていました。
でも今回必要だったのは、
「その位置を取れるか」ではなく、「その位置を取ったあとに脚が残るか」
という評価でした。
外から前へ。
その内にはピューロマジック。
前を追いながら直線へ入る。
この形になったときに、最後まで押し切るだけの余力が残るのか。
そこを私は高く見すぎました。
セントウルSまでの好調さも、本命を下げにくくした要因です。
好調な馬を見ると、
「今回も能力で何とかする」
と考えたくなります。
でもGⅠでは、そこを一度疑わなければいけない。
この馬が負けるとしたら、どんな展開か。
今回は、その問いが弱かったです。
▲9スターアニス――4着。人気とのバランスはどうだったか
▲9スターアニスは1番人気で4着。
馬券圏内には届きませんでした。
能力は高く評価していましたが、人気まで考えると、私は馬券の中心にはしませんでした。
結果は4着。
この馬については「評価を大きく間違えた」というより、
強い馬をどの価格なら買うのか
という問題として、今後も見ていきたいです。
人気馬を当てることと、その人気で買って利益につながることもまた別です。

○と☆が来た。それでも払戻0円だった理由
ここで公開した馬券をそのまま確認します。
| 券種 | 買い目 | 金額 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 単勝 | 15 | 1,800円 | 不的中 |
| 馬連 | 9-15 | 600円 | 不的中 |
| ワイド | 6-15 | 1,200円 | 不的中 |
| 馬連 | 13-15 | 600円 | 不的中 |
| ワイド | 5-15 | 600円 | 不的中 |
| 3連複 | 5-6-15 | 600円 | 不的中 |
| 3連複 | 4-6-15 | 600円 | 不的中 |
投資6,000円。
払戻0円。
収支-6,000円。
回収率0.0%。
7点あります。
でも、よく見ると7点すべてに15番が入っています。
つまり私は、7通りの可能性を買ったように見えて、
実際には「15番が好走する」という一つの前提に6,000円すべてを乗せていました。
これが今回、いちばん大きな馬券上の失敗です。
リコの馬券監査――7点あっても、リスクは分散されていなかった
リコ
「今回の問題は、7点買ったことじゃないわ。
7点全部が、同じ一頭に依存していたこと。
15番が走れば複数の馬券に可能性がある。
でも15番が崩れた瞬間、全部なくなる。
それなら券種が違っても、リスクはそれほど分散されていない。
今回みたいに○と☆が同時に馬券圏内へ来る別シナリオまで評価していたなら、そのシナリオを独立して買う価値があったのか。
次はそこを見たいわね。
もちろん、外れたあとで馬券を増やすのは違う。
発走前の時点で『本命が崩れても、この2頭の評価は残る』と言えるかどうか。
そこが分岐点になると思う。」
これは今回、かなり重要な指摘だと思っています。
馬券の数が多いことと、リスクが分散されていることは同じではありません。
今後は、
「この馬券が外れるとき、他の馬券も全部一緒に外れないか」
という視点も持ってみます。
ナジカの心理分析――3連勝中の馬を、どこまで疑えるか
ナジカ
「フリッカージャブは連勝していた。
そういう馬を本命にすると、『今回も大丈夫』という材料がどんどん目に入ってくるのよ。
外枠でも能力で何とかなる。
前に馬がいても何とかなる。
馬場が変わっても何とかなる。
一つずつなら、どれもありそうに見える。
でも、本命を決めたあとに必要なのは逆の質問。
じゃあ、この馬が負けるとしたら?
今回なら、16番が止まらず、15番が追う側になったとき。
そこで最後まで脚が残るのか。
私は、そっちをもっと見たかったわね。」
連勝中の馬を疑うために、無理に評価を下げる必要はありません。
でも、
好材料を5個並べたなら、崩れる条件も具体的に探す。
これは使えそうです。
本命を決めたあとに一度だけ、本命を否定する側からレースを組み直してみる。
それでも本命なら、その◎には意味があります。
次の短距離戦で見たい3つのこと
今回から持ち帰るのは、難しい理論ではありません。
逃げ馬を展開要員だけで終わらせない。
逃げると分かったら、「逃げたまま残る条件」まで見る。
本命を決めたら、一度だけ本命が崩れるレースを考える。
位置を取れるかだけでなく、その位置を取ったあとに脚が残るのかを見る。
そして、
○や☆が本命とは別のシナリオでも走れるなら、その組み合わせに独立した価値があるのかを見る。
今回なら、○6と☆5でした。
この3点が次の短距離戦でも使えるのか。
そこを追います。
スプリンターズS2026――今回の結論
無印16ピューロマジックが1着。
○6ワールズエンドが2着。
☆5サウンドモリアーナが3着。
そして◎15フリッカージャブは12着。
ピューロマジックは完全に見えていなかった馬ではありません。
逃げる馬として見えていたのに、勝つ馬として評価できませんでした。
ワールズエンドとサウンドモリアーナも評価できていました。
それでも馬券にできなかった。
こちらは、
馬の評価を馬券へ変換するところで失敗しました。
だから今回は、
「○と☆が来たから惜しい」
では終わりません。
予想の読みと、馬券の組み立て。その両方に改善点があったレースです。
公開7点は全点不的中。
投資6,000円、払戻0円。
これはそのまま残します。
でも、今回の結果から拾えるものもありました。
逃げ馬自身の残存シナリオ。
本命が崩れる条件。
本命とは独立して成立する○・☆の組み合わせ。
次のレースでは、この3つが本当に役に立つのかを見ます。
当たったときだけ振り返るのではなく、
外れたときに、次のレースで使えるものを一つでも増やす。
それが今回のスプリンターズステークスから持ち帰る研究材料です。
※本記事の購入額・収支は、発走前に公開した参考買い目を購入したと仮定した検証値です。実際の馬券購入を示すものではありません。競馬に関する研究記事であり、的中や利益を保証するものではありません。馬券はご自身の判断と無理のない範囲でお楽しみください。

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