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9月27日、中山芝1200m。
スプリンターズステークス2026。
前回の記事を書いた時点から、かなり材料が増えました。
セントウルSが終わった。
キーンランドCも終わった。
そして、スプリンターズSには21頭が特別登録。
フルゲートは16頭です。ラジオ日経
だから今回は、前の記事を書き換えません。
あの時点で私がどう見ていたのかは、そのまま残します。
今回は新しく増えた材料を使って、
今の私は誰を上に見るのか。
ここをもう一度考えます。
まだFINAL LOCKではありません。
枠も決まっていない。
最終オッズも分からない。
でも、21頭が見えたことで、前回よりかなり具体的に考えられるようになりました。
1|まず、夏の1200m戦をそのまま順位表にはしない
今年のサマースプリントシリーズ。
1位はピューロマジック。
2位はフリッカージャブ。
サウンドモリアーナもキーンランドCを勝っています。JRAのシリーズ結果では、ピューロマジックが26ポイント、フリッカージャブが22ポイントでした。JRA
ここだけを見るなら、
「夏に一番結果を出した馬から買えばいい」
となりそうです。
でも私は、そうはしません。
スプリンターズSは中山芝1200m。
しかもGⅠです。
JRAの過去10年を見ると、前走GⅠ組は3-2-1-8、3着内率42.9%。
前走GⅡ組は3着内率14.8%、GⅢ組は17.9%です。JRA
つまり今年も、
夏を走ってきた馬の勢い
と、
別路線から来るGⅠ級の能力
を同じ物差しだけで比べない方がいい。
私はまず、ここから考えます。
2|フリッカージャブ――セントウルS勝利で、もう無視できない
まずはフリッカージャブ。
北九州記念1着。
そしてセントウルSも1着。
今年のサマースプリントシリーズで22ポイントを獲得しました。JRA
さらに重要なのは、スプリンターズSへの優先出走権を持っていることです。ラジオ日経
ここまで来たら、私はこの馬を上位から外しません。
ただし、
セントウルSを勝った=スプリンターズSでも◎
とはしません。
中山で同じ位置を取れるのか。
周りの先行馬との関係はどうなるのか。
最後の急坂まで脚を残せるのか。
ここを確認します。
現時点
◎候補の一頭。
ただし、まだ◎には固定しません。
3|ワールズエンド――今回、私がかなり気になっている
登録馬を見直して、私が前回以上に気になったのが、
ワールズエンド。
JRAの登録馬レーティングでは117。
牝馬への4ポンド加算を含む順位ではスターアニスが1位、ワールズエンドが2位ですが、表示レーティングそのものは117です。JRA
そして今年は、
京王杯SC 1着。
安田記念 2着。
安田記念では逃げて、勝ったシックスペンスとタイム差なしでした。netkeiba
ここは面白いです。
1200mへの対応は確認しなければならない。
でも私は、
「1200mの重賞を今年勝っていない」
という理由だけで評価を下げたくありません。
JRAの過去10年データでは、前走GⅠ組の好走率が高い。
そして直近5年のスプリンターズS優勝馬は、全て4コーナー3番手以内でした。JRA
ワールズエンドには前へ行ける速さがある。
問題は、
1600mで使っていたその速さを、1200mのGⅠでどう使うか。
です。

現時点
◎候補まで引き上げます。
私は今回、この馬をかなり注意して見ます。
4|スターアニス――「桜花賞馬だから」ではなく、1200mへ戻ることを見る
そしてスターアニス。
今年の桜花賞馬。
阪神JFも勝っています。
一方、オークスでは12着。
その後、陣営は短距離路線へ切り替え、スプリンターズSへ向かうことが発表されています。今回はC.ルメール騎手との新コンビが予定されています。netkeiba
この馬で私が面白いと思うのは、
初めて1200mを走る馬ではない
ことです。
デビューから最初の2戦は1200mで5着、1着。
そこから距離を延ばして阪神JF、桜花賞を勝ちました。netkeiba
今回はオークス2400mから、
一気に1200m。
半分の距離になります。
これは単純な距離短縮ではありません。
スタート直後から要求される速度も、位置取りも、判断時間も変わります。
だから、
GⅠを2勝しているから上位
ではなく、
1200mの流れに戻ったとき、その能力をどこで使えるか
を見たい。
さらに今回は乗り替わり。
JRAの過去10年では、前走と同じ騎手の馬の3着内率22.1%に対し、乗り替わりは13.8%でした。JRA
ルメール騎手だから無条件にプラス、とはしません。
現時点
上位候補。
枠とスタート後の位置をかなり重視します。
5|サウンドモリアーナ――キーンランドC勝ちを軽く見ない
サウンドモリアーナ。
キーンランドCを1分07秒7で勝利。
2着パンジャタワーに0.2秒差でした。JBIS
さらに、キーンランドC1着によるスプリンターズSの優先出走権があります。ラジオ日経
前走では2番手から運んで勝利。
これは今回考えたい形と重なります。
JRAの過去5年の勝ち馬は全て4コーナー3番手以内。
単なる上がり最速探しではなく、
前で運びながら最後まで脚を残せる馬
を私は重く見ます。JRA
しかも今回は吉田隼人騎手との再コンビが予定されています。スポニチ競馬
現時点
上位候補。
私はフリッカージャブとの差を、枠が出てからもう一度考えます。
6|パンジャタワー――キーンランドC2着を「負け」とだけ見ない
パンジャタワー。
キーンランドCは1番人気で2着。
サウンドモリアーナとの差は0.2秒でした。JBIS
その前の安田記念は5着。
勝ち馬との差は0.1秒です。JBIS
つまり今年、
1600mのGⅠで勝ち馬の近くまで来て、
1200mの重賞でも2着。
この二つを私は一緒に見ます。
1200m専用の速さだけではない。
マイルGⅠ級の流れでも崩れていない。
そして今回は松山弘平騎手が騎乗予定です。スターアニスではなくパンジャタワーとのコンビを選ぶ形になっています。netkeiba
現時点
上位候補。
私はこの馬を「キーンランドCで負けた馬」として下げません。
7|ピューロマジック――速さは疑わない。だからこそ展開を見る
ピューロマジック。
函館スプリントS1着。
アイビスサマーダッシュ1着。
セントウルS2着。
サマースプリントシリーズは26ポイントでトップでした。JRA
ここまで来れば、
速いかどうか
を考える必要はありません。
速いです。
私が考えたいのは、
その速さを中山でどこまで使うのか。
今回の登録馬を見ると、前へ行きたい馬は一頭ではありません。
ワールズエンドもいる。
フリッカージャブも前で運べる。
ウインカーネリアンもいる。
サウンドモリアーナも前走は2番手でした。
だから、
ピューロマジックが逃げられるか、
ではなく、
逃げるためにどれだけ脚を使うのか。
ここを見ます。
現時点
上位候補。
枠順次第では評価がかなり動きます。
8|ウインカーネリアン――前年11番人気の勝ち馬。今年は「前年覇者」という人気も読む
前年覇者、
ウインカーネリアン。
2025年は11番人気でスプリンターズSを勝ちました。JRA
今年の高松宮記念では3着。
キーンランドCも59kgを背負って3着でした。競馬予想のウマニティ
9歳になったから、という理由だけで私は切りません。
ただし去年とは違います。
去年は11番人気。
今年は**「前年覇者」**として見られます。
同じ馬でも、市場の評価が変われば馬券としての意味は変わります。
しかも三浦皇成騎手とのコンビ継続。
JRAの過去10年データでも、継続騎乗組は乗り替わり組より好走率が高くなっています。JRA
現時点
上位候補。
私は今年の人気が出てから、もう一度評価します。
9|ルガル、ママコチャ――過去の勝ち馬をどう扱うか
今回の登録馬には、
2024年覇者ルガル。
2023年覇者ママコチャ。
そして2025年覇者ウインカーネリアンがいます。JRA
3年分の勝ち馬が同じ登録馬の中にいる。
面白い組み合わせです。
でも私は、
「スプリンターズSを勝ったことがある」
だけでは買いません。
過去にこの舞台を走れたことはプラス材料。
そこへ、
今年の状態。
今年の位置取り。
今年の相手。
そして今年の人気。
を重ねます。
ママコチャは今年のセントウルS3着。
JRAのサマーシリーズ記録でも5ポイントを獲得しています。JRA
現時点
ルガル=相手候補。
ママコチャ=相手候補。
ここから枠と人気で上げる可能性があります。
10|ジューンブレア――私は去年の2着を忘れない
もう一頭。
ジューンブレア。
2025年のスプリンターズS2着馬です。
勝ったウインカーネリアンとの差はアタマでした。JRA
今年の高松宮記念は17着。
ここだけを見ると評価を下げたくなります。
でも、今回は中山1200m。
昨年、このコースのGⅠで実際に2着まで来ています。
さらに中山1200mでは、それ以前にも勝利歴があります。競馬予想のウマニティ
今年は坂井瑠星騎手との再コンビが予定されています。スポニチ競馬
私はこういう馬を、
前走着順だけで消したくありません。
現時点
穴候補として残します。
人気が落ちるなら、なおさら確認します。
11|21頭全部を同じ強さで考えない
現時点の登録は21頭。
ただしフルゲートは16頭です。
9月13日時点の登録状況では、サウンドモリアーナとフリッカージャブが優先出走権を持ち、そのほか賞金順で出走可能馬と除外対象馬が分かれています。ラジオ日経
さらにJRAが9月14日に公表したレーティング順位では、
1位 スターアニス
2位 ワールズエンド
3位 ウインカーネリアン
4位 パンジャタワー
5位 ジューンブレア
6位 ルガル
7位 フリッカージャブ
8位 レッドモンレーヴ
9位 サウンドモリアーナ
10位 ピューロマジック
となっています。なお、牝馬は4ポンドを加算して順位を決める制度です。JRA
ただし、
私はこの順位を予想順位にはしません。
レーティングは重要な材料。
でも今回の中山1200mでどう走るかは、別に考えます。
12|現時点の私の序列
まだ印ではありません。
枠順前の比較です。
◎候補
フリッカージャブ
ワールズエンド
上位候補
スターアニス
サウンドモリアーナ
パンジャタワー
ピューロマジック
ウインカーネリアン
相手候補
ルガル
ママコチャ
穴として残したい馬
ジューンブレア
ここからまだ変えます。
特に、
ワールズエンドの1200m対応。
スターアニスの大幅距離短縮。
ピューロマジックを中心とする先行争い。
この3つは、FINALまでかなり重要です。
13|人気だけで切らない。でも人気だけでも買わない
スプリンターズSは、ここ数年かなり面白い結果になっています。
2022年は8番人気ジャンダルム。
2024年は9番人気ルガル。
2025年は11番人気ウインカーネリアンが勝利。
一方、過去10年では1~3番人気の3着内率は40~50%あります。JRA
つまり、
人気馬が全部弱いレースでもない。
でも、
人気順に買えば終わるレースでもない。
ここでナジカの出番です。
14|ナジカの競馬心理分析――今年の「買いたくなる理由」を見る
ナジカ
「今年は分かりやすい名前が多いわね。前年覇者、桜花賞馬、夏の連勝馬、サマースプリント王者。でも、“知っている名前”と“今回買う価値”は同じじゃないわ」
ウインカーネリアンには前年覇者という分かりやすさがあります。
スターアニスには桜花賞馬という肩書きがある。
フリッカージャブには重賞連勝。
ピューロマジックには夏のスプリントシリーズ1位。
どれも買いたくなる理由です。
だから私は、
その理由がどこまでオッズへ入るのか
も見ます。
人気があるから消すのではありません。
人気がないから穴でもありません。
能力と人気のズレがどこにあるのか。
オッズが出たら、そこをもう一度見ます。
15|リコの資金管理――今回はまだ「馬券」を作らない
リコ
「候補が10頭いる段階で6点を作っても、それは資金管理ではありません。まず、どのリスクにお金を置くのかを決めましょう」
その通りです。
今回はまだFINAL LOCKではありません。
だから買い目は固定しません。
ただしFINALでは、
本線。
保険。
上振れ。
それぞれの役割を分けます。
そして、
券種だけ違って、全部同じ一頭が飛べば終わる構造になっていないか。
そこも確認します。

16|私が枠順までに見る5つ
ここから私が確認するのは、この5つです。
① ワールズエンドが1200mでどの位置を取るのか
② ピューロマジック、フリッカージャブ、ウインカーネリアンなど前へ行ける馬の並び
③ スターアニスが1200mの速度へどう対応するか
④ サウンドモリアーナとパンジャタワーのキーンランドC組を中山でどう比較するか
⑤ 人気と枠が出たとき、評価とオッズにどんなズレが生まれるか
そしてもう一つ。
当日の中山芝です。
速い時計が出ているのか。
前が残っているのか。
外から届いているのか。
これはレース直前まで見ます。
ルミの現時点結論
前の記事を書いた時より、かなり面白くなりました。
セントウルSを勝った、
フリッカージャブ。
安田記念2着から1200mへ来る、
ワールズエンド。
桜花賞馬が1200mへ戻る、
スターアニス。
キーンランドCを勝った、
サウンドモリアーナ。
その2着、
パンジャタワー。
夏のスプリントシリーズ1位、
ピューロマジック。
前年覇者、
ウインカーネリアン。
そしてルガル、ママコチャ、ジューンブレア。
私は今、
フリッカージャブとワールズエンドを◎候補の最上段に置きます。
ただし、まだ決めません。
1200mは、一つの枠で景色が変わる。
一頭の出方で、前の馬全部の条件が変わる。
だから次は、
誰が強いか
だけではなく、
この16頭、この枠、この並びなら誰を買うか。
そこまで絞ります。
🔜 次回|スプリンターズステークス2026 FINAL LOCKへ
まだFINAL LOCKではありません。
出走馬。
枠順。
騎手。
直前の状態。
当日の馬場。
そして人気。
材料がそろったところで、
◎○▲☆△注穴
を固定します。
買い目も、そのとき初めて固定します。
今回の評価がFINALでどう変わったのかも、そのまま残します。
皆さんは、今どの馬を一番上に見ていますか?
私は今、
フリッカージャブ。
ワールズエンド。
この2頭から考えています。
でもスターアニスでしょうか。
サウンドモリアーナでしょうか。
パンジャタワー。
ピューロマジック。
それとも、ここに挙げていない馬でしょうか。
「私はこの馬をもっと上に見る」という一頭があれば、ぜひコメント欄で教えてください。
※本記事は2026年9月17日時点で確認できる公開情報をもとにした予想・検証記事です。特別登録段階のため、実際の出走馬・騎手等は変更される場合があります。的中や利益を保証するものではありません。馬券を購入する場合は、ご自身の判断と無理のない範囲でお楽しみください。
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